イ新122誕生直後の地球は、岩石が溶解したマグマの海(マグマオーシャン)によって覆われており、水蒸気や二酸化炭素などからなる大気に包まれていた。
イ新122マグマと大気の熱は宇宙空間に放出され、惑星の温度は下がると、水蒸気が雨となって地表へ向けて降った。しかしまだ地表の温度は低いわけではなく、雨は途中で蒸発した。
イ新122大気と地表の温度が十分に下がると、雨は地表に降り注ぎ海を形成した。マグマと海の水の反応により、マントルの組成とは異なる花崗岩が形成される。花崗岩は他の岩石よりも軽く、マントルの上に浮かび大陸地殻となった。
ジー1地球の中心核から放出される熱は、上昇することで地表の層を柔らかくした。こうして密度の低い地殻は砕かれて隙間ができ、その隙間には海が形成された。
ジー1バラバラになった地殻は構造プレートとなり、衝突し合い片方が片方の下に潜り込むなどした。このような動きによって海底から山を盛り上げ、地震や火山噴火を誘引した。
イ新122花崗岩に含まれるジルコンは、地球に残る最古の鉱物である。ジルコンの年代の測定により、地球には21世紀から45億～44億年前には既に大陸と海が形成されていたことがわかる。
イ新122リン(P)は岩石の成分として地球に飛来した。
