個人的偏見の世界史

個人的に世界の歴史をまとめる試みです。

2023-01-01から1年間の記事一覧

ホモ属 サピエンス以前

B2186 21世紀より約240万年前には、華奢型人類から進化した、脳が拡大し歯が小さくなった人類ホモ属が登場する。初期のホモ属であるホモ・ハビリス(器用なヒト)は、それまでの猿人と区別して原人と呼ばれる。 B2186人類の脳の肥大化により、頭蓋骨は丸みを帯…

霊長類、猿人

・21世紀より約7000万年前 原猿類と呼ばれる最も古い霊長類の仲間が現れた。 ※この時点においては、霊長類は主に昆虫を食す夜行性の動物であったと考えられている(斎藤成也『図解 人類の進化』) ・21世紀より4000万年前 原猿類から進化した、視覚などが発達…

人類誕生以前2

人類誕生以前1

白亜紀

工事中

ジュラ紀

B2186 21世紀より約1億6000万年前に、有胎盤哺乳類があらわれた。有胎盤哺乳類は、母親は胎児に栄養を与え、胎児が十分な大きさになった後に出産するという特徴がある。

三畳紀

イ新122三畳紀には軟質類と原始新鰭類が種を増やした。 イ新122三畳紀末、両生類では分椎類が絶滅し、カエル類が数を増やした。また、爬虫類ではプロコロフォン類、プロラケルタ類、偽竜類、板歯類、槽歯類、獣弓類が絶滅し、カメ、魚類、首長竜、ワニ、翼竜…

ペルム紀

ジー1盤竜類の系統の子孫として、獣弓類がいた。 ジー1獣弓類は哺乳類型爬虫類とも呼ばれ、多様な歯を持っており、四肢は直立し体を下から支えていた。また、恒温動物であり、太陽の熱とは無関係に代謝調節が可能であった。 ジー1ペルム紀の初期には、モスコ…

石炭紀

ジー1石炭紀の最初、四肢動物のペデルペスが陸で生活をはじめた。6本目の指は退化していた。水辺にて小さな節足動物を食べていたようである。 ジー1四肢動物の中には、クラッシギリヌスのような足が小さく退化した者がいたほか、欠脚類という手足を失った者…

オルドヴィス紀~デヴォン紀

ジー1オルドヴィス紀には、顎を持つ魚類が現れた。 ジー1 21世紀より約4億7000万年前、小さなコケのような植物が、陸地に進出した。乾燥に強い胞子を有していたために可能であった。 ジー1ネマトファイト植物門は、最初に地上に樹木として生息した。 ジー1火…

エディアカラ紀紀~カンブリア紀

ジー1 21世紀より約6億500万年前をエディアカラ紀紀と呼ぶ。 ジー1エディアカラ紀には、分類の困難な、シダ葉状の姿をしたディッキンソニアや、軟体動物の同類とも推測されるキンベレラ、他にはランゲオモルフなどが現れた。 ジー1 21エディアカラ紀の中期、…

前口動物と後口動物の誕生~3度目の地球凍結まで

イ新122 21世紀より約9億年前、2つの生物群が誕 生した。細胞分裂の際に出来る凹み(原腸陥入)が成長後に口になる「前口動物」と、逆に肛門になる「後口動物」である。 イ新122後口動物から進化した腔腸動物は腸管を持たず、口から摂取した食物を腔腸で消化し再び…

真核生物誕生まで

イ新122ジー1 21世紀より約37億年前、シアノバクテリアという原核生物が誕生した。 ジー1生命にとって有害な紫外線は、直接地球の表面に降り注いでいた。シアノバクテリアは紫外線から身を守るために、有害な光線を吸収する色素を発達させた。 ジー1紫外線を…

原核生物の誕生。シアノバクテリア以前

イ新122酸素(O)と4つの炭素(C)が結合すると、五角形の環状構造を持つ、糖の一種リボースとなった。リボースには酸素(O)と水素(H)の結合があるため、水に溶けやすい。 イ新122塩基は炭素と窒素で繋がった環状構造を持っている。種類にはアデニル、スィトスィ…

地球生命誕生以前

イ新122誕生直後の地球は、岩石が溶解したマグマの海(マグマオーシャン)によって覆われており、水蒸気や二酸化炭素などからなる大気に包まれていた。 イ新122マグマと大気の熱は宇宙空間に放出され、惑星の温度は下がると、水蒸気が雨となって地表へ向けて降…

宇宙の誕生から太陽系の形成まで

・21世紀より約138億年前 物質そのものが存在しない、「無」の状態。そこに極微小の大きさで宇宙は誕生した(鎌田浩毅『地球の歴史(上)』)。 ・宇宙は膨張し、宇宙全体に含まれるenergy量は増大した。それによって宇宙は急速に、さらに膨張した。これを宇宙in…

参考文献

【あ】 ・青柳正規『人類文明の黎明と暮れ方』講談社〔講談社学術文庫2511〕 ・浅野裕一『儒教』講談社〔講談社学術文庫2442〕 ・東浩紀『訂正可能性の哲学』ゲンロン〔ゲンロン叢書〕 ・アブー=ルゴド,ジャネット『ヨーロッパ覇権以前』岩波書店〔岩波現代…