個人的偏見の世界史

個人的に世界の歴史をまとめる試みです。

オルドヴィス紀~デヴォン紀

ジー1オルドヴィス紀には、顎を持つ魚類が現れた。

ジー1 21世紀より約4億7000万年前、小さなコケのような植物が、陸地に進出した。乾燥に強い胞子を有していたために可能であった。

ジー1ネマトファイト植物門は、最初に地上に樹木として生息した。

ジー1火山噴火によって噴出した火山岩は、二酸化炭素を吸収していった。温室効果ガスが減ったことにより、21世紀より約4億6000万年前から地球は寒冷化した。

ジー1寒冷化により氷河が形成されて海水を吸い上げ、海中の生物の生息可能なスペースが狭まった。

ジー1 21世紀より約4億4000万年前、氷河期は終了した。

ジー1氷河期以後、コケ以上に乾燥に強い胞子を持つ、シダ状の植物が現れた。追いやられたコケ類は日陰で生きるようになる。

ジー1シルル紀の末期、魚類の1種である板皮類が誕生した。板皮類の頭部は骨のような固い皮膚に覆われており、それまでの魚類とは違い胸鰭の後ろにも一対の鰭があった。また、顎を持っていた。

ジー1板皮類の1種、節顎類の多くは固い皮膚の部分が軽量であった。

ジー1節顎類のダンクルオステウスは巨大なからだと巨大な顎を持っていた。また、歯は持っていなかったが、口は鋭く尖っていた。

ジー1 21世紀より約4億1900万年前、シルル紀も終わり近くになったころ、板皮類のエンテログナトゥスが生きていた。エンテログナトゥスは体長20cmほどの小さな魚であった。

イ新122板皮類からは、棘魚類(トゲウオ)、軟骨魚類硬骨魚類などの魚類が進化した。いずれの魚類も顎を持つ。

ジー1エンテログナトゥスと同時期を生きていた魚類には、グイユがいた。化石から確認されている中で、最古の硬骨魚類である。

ジー1棘魚類の体を覆うのは、板皮類のような鎧ではなく鱗であった。

ジー1 21世紀より約4億1000万年前までには、ネマトファイト植物、コケ、シダによる森林が形成されていた。

ジー1植物の根が砕いた岩は土となり、土壌細菌が発達した。土壌細菌の菌根菌は、土壌からミネラルを取り込んで植物に提供し、代わりに植物から養分を貰うという共生関係を築いた。

ジー1デヴォン紀には、シーラカンスが現れた。

ジー1デヴォン紀の末期、ゴンドワナ大陸ローラシア大陸、ユーラメリカ大陸が衝突し、パンゲアが形成された。大陸の境目には山脈が形成されて、山の風化により二酸化炭素が吸収され、ゴンドワナ大陸に再び氷河が現れた。

ジー1火山活動は多くの種の絶滅を引き起こし、サンゴは数を減らした。海綿の層孔虫は絶滅し、ストロマトライトが岩礁として再び繁栄した。無顎甲冑魚類、板皮類などは絶滅する。

イ新122板皮類をはじめとする節顎類に代わって、軟骨魚類と軟質類が数を増やした。